いよいよ明日 =「となみ学」研究発表会にどうぞ=

 北日本新聞にも告知記事が掲載されたように、”となみ”について学ぶ「となみ学」研究発表会が、いよいよ明日に迫ってまいりました。天気はあいにくのようですが、立すいの余地のないほど人があふれることを期待しています。となみのことについてちょっと深く学んでみたい人、どうぞお越しください。

期日: 2月16日(土) 

時間: 午後1時30分より

場所: となみ散居村ミュージアム

 砺波の祭礼行事にかかわること、屋敷の周りの石積み(亀甲積み)にかかわること、砺波地方の高齢化にかかわることの3本の研究発表と奄美群島のサトウキビ農業が直面している諸問題に関する講演とがあります。

 また、今年度から始まった「砺波ふるさと再発見クラブ」の活動を紹介するパネル展示も行いますので、大勢の皆さんのご来場をお待ちしています。

 

いよいよ今週末 =「となみ学」研究発表会にどうぞ=

 砺波市も南砺市も小矢部市も、みんな砺波平野つながり、散村(散居村)つながりで兄弟のような関係です。そこに住むみんなで砺波について学ぶ会、砺波散村地域研究の例会、いや、「となみ学」研究発表会の日がいよいよ間近に迫ってきました。となみ散居村ミュージアムの研修室に立ち見ができるほど大勢きてほしいものです。下記は、その日程です。時間の許す範囲だけでも覗いて見てください。

(期日) 2月16日(土)

(時間) 13時30分~17時

(場所) となみ散居村ミュージアム研修室

(内容) 

 〇 研究発表1  「祭礼行事”やらやら”に見た散村集落のまとまりと活性化 1:40~2:10

 〇 研究発表2  「庄川筋の民家の石積み」                     2:15~2:45

 〇 研究発表3  「砺波地方の高齢化の実態について」              2:50~3:20

 〇 講 演    「奄美群島におけるサトウキビ農業の大規模化と高齢化」  駒澤大学 須山 聡 教授

                                                  3:30~4:50

なにわずに・・・

 DSC_0004 (800x527).jpgのサムネール画像のサムネール画像立春から数日。

 

 

子供歌舞伎曳山会館から百人一首を詠む声が聞こえてきました。

市内小学校から108人(36組)が参加し、かるた大会が開かれていました。

 

私の子供時代、娘の時代、そして孫の時代・・・

 

砺波では、今も昔も古典を学ぶ教育が続けられているのですネ。

曳山会館によく似合う・・・(bunsiti

 

 

 

出町浄瑠璃大会

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出町浄瑠璃大会が行われ、浄瑠璃・三味線の精進の成果を発表されました

太夫と三味線教室の生徒が、一緒に物語を語るのは初めての試みで、平成13年(21世紀の始め)に始めた子供三味線教室が、10年を経て「歌舞伎に出演できる」技術までに成長されました

下の写真が平成13年のものです

01nov11jo-fumhom2.jpg

 

「加越線終末の記」

  DSC_0206.JPG 富山県呉西地区公共交通再生研究会から、「加越線終末の記」という本が発刊されました。

 昭和47年9月、廃線となった加越線を、当時の高校生、得永直樹さんと垣内貴裕さんが記録に残したものです。廃線の日の記念列車同乗記、沿線風土記、反対運動の歴史などを、詳細にまとめた手書きの冊子3冊で、福野図書館に寄贈されていました。

DSC_0205.JPG パソコンもデジカメもない時代、ハーフ判のカメラで撮影したモノクロとカラーの写真。高校生の目で地域の現状と将来を見つめた“熱い思い”が、読む人の心に、さまざまな問いかけをしてくれます。再生研究会の皆さんが、一文字一文字、パソコンで打ち直し、写真をスキャナーで読み込んで、一冊の本にしました。

 私事で恐縮ですが、得永さんは私の高校の2年先輩。たまたま、同じクラブに所属していた得永さんから、このアルバムのことをお聞きしていました。得永さんとはその後も親しくお付き合いをさせていただいていたのですが、残念なことに1998年、43歳の若さで急逝されました。加越線のことを調べていた2年ほど前、得永さんのことを思い出し、図書館を訪ねたところ、書庫に残っていました。再生研究会の皆さんにお会いしたとき、この話をさせていただいたことで、あれよあれよという間に、出版していただけることになりました。

 加越線の廃線と沿線町村の衰退は、鶏と卵の関係ではありますが、廃線が衰退の加速させたことは間違いありません。歴史に「もし…」はありませんが、もし加越線と射水線が残っていたら、富山県西部の様相はかなり違ったものになっていたのではないでしょうか。庄川町、井波町、そして津沢、藪波などの現在を見るにつけ、そのような思いを強くします。

 「終末の記」を再生研究会の皆さんがこれほど熱心に復刻していただいたのも、そのような思いからです。「加越線廃線は地域の大切な教訓」。散居村やチューリップ生産などと同様、地域に残る先人の遺産は、一度失えば、甦ることはありません。

 「もし、城端線が廃線になったら…」。ぜひ、「終末の記」を多くの方に手に取ってもらいたいものです。砺波地方の書店のほか、〒932-0257南砺市北市128-4 あずまだち高瀬内の富山県呉西地区公共交通再生研究会、電話0763-82-5828 で扱っています。A4判、114㌻。頒価1300円。

(Pancho)

 加越線については、砺波野JP「砺波野をもっと知る(論考・資料集)」(http://tonamino.jp/shiru/post_20.html)にも載っています。

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