国史跡の増山城で4月29日開かれたタケノコ掘りウオークラリーに参加しました。
孟宗竹の根で遺構が壊されるのを防ぐとともに、遺跡の魅力を知ってもらおうという企画。40人が参加して、砺波市教育委員会の担当者に案内してもらいながら遺構をめぐり、最後に地元自治会の皆さんに手伝ってもらってタケノコを掘りました。
春先からの低温でタケノコの生育はいまひとつ(そのほうが遺構にはよい?)でしたが、朝方の雨も上がってすがすがしい晴れ間が広がり、ウオーキングには最高の日和。遺構の壮大さにふれ、、お土産に1人1本程度のタケノコをもらって大満足でした。
今回の企画は、募集初日で定員いっぱいになったとか。市民協働などというと堅苦しく感じますが、楽しみや“ご利益”がプラスできれば、みんな気軽に地域の役に立つことに参加してもらえるということのよう。毎年春に「歴史を学んでタケノコ掘り隊」なんて企画をしたら、孟宗竹の被害なんてすぐに解消できそうです。
市教委のアイデアに脱帽でした。(Pancho)
(増山城から見た和田川。こんな眺望があったなんて…)