1月に行われた空き家利活用協議会の研修会で、福井県越前市の「ロハス越前」事務局長の田中さんが講演されました。その「ロハス越前」が2月11日に開いたシンポジウム「交流から定住へ」を聞いてきました。
農家民宿をしているお母さんの体験記、福井大学との共同調査によるグリーンツーリズム参加者のアンケート、岐阜県郡上市と福井市に移り住んだ若者の話を聞くパネルディスカッションの三部構成。
郡上市には毎年数人の若者が移り住み、子供たちの体験学習をサポートするNPO法人で働くなどしているとのことで、日常の仕事や収入などについて詳しく話がありました。
「なぜ郡上市に若者が移り住むか」との問いに、「盆踊りによそから来た人も気軽に参加できるような市民性」「移住者の先輩がいて、ネットワークができている」。「どのような地域だったら、移り住みたいか」には、「住民が古里を誇りに思い、大切にしている地域」と答えていました。さらに、「訪れた人を、地域の輪の中にうまく紹介してもらえるとうれしい」とのことでした。
パネリストの方から、興味深いブログを紹介していただきました。http://www.musublog.jp/blog/ganbaritai33/
こんな若い女性がいると、地域が楽しくなるでしょうね。ぜひ、ご覧ください。
参考になることばかりで、意を強くしました。詳しくはあらためて、紹介したいと思います。(Pancho)