砺波市立砺波散村地域研究所では、この度、五箇山や白川村、荘川村など庄川上流域の歴史や自然について知識を深めることができる冊子「庄川上流域の歴史と自然」を発刊しました。これは、砺波市や砺波平野についてより深く理解するために、そのルーツともいえる庄川の上流域の歴史や自然、人々の暮らしに関することなどをエピソード風にまとめたものです。砺波地方では誰もがそれなりに耳にしたことのある、ある意味で身近な事柄を深く掘り下げた内容となっています。この冊子を読んだ皆さんは、きっと庄川上流域について、あるいは砺波について再認識することになるでしょう。
この冊子は、地元の小中学生が読んでもある程度理解できるように、できるだけ噛み砕いた分かりやすい表現になるようにこころがけました。また、一つ一つの土地にまつわる事柄が、短文調でまとめられていますので、一般市民の皆さんにとっては、一つの読み物としても楽しめることと思います。この冊子によって、皆さんの砺波や砺波平野に関する理解がさらに深まることを期待しています。また、小中高校生の郷土学習のためにも役立ってほしいとも願っています。
この冊子は、砺波郷土資料館並びにとなみ散居村ミュージアムにおいて一般の皆様にも販売いたします。値段は500円です。いずれかの館の窓口にお越しくださるか、砺波散村地域研究所(電話0763-32-2339)までお問い合わせください。