JR城端線の存続に、沿線住民から不安の声が高まっています。
通学、通勤など沿線住民の日常生活になくてはならない城端線の活性化を目指して平成24年(2012)6月、砺波地方の市民団体、自治体、商工団体が手を携え、となみ野公共交通創造市民会議(代表・川合声一南砺市観光協会長)を設立しました。
広く住民の協力を得ながら、“マイレール意識”醸成や利活用促進などの運動を展開していきます。
富山県西部、庄川扇状地に広がる砺波地方は、
屋敷林に囲まれた農家が点在する
散居村景観で知られています。
古くから肥沃な農地が広がるこの地を
愛してやまない先賢たちが、
古里の豊かな未来を願って、
明治30年(1897年)に鉄道を開通させました。
以来およそ120年にわたり、多くの人たちの夢と希望を乗せて、
城端線は走り続けてきました。