となみ野デジタル展示館

 砺波地方で開催される美術展の図録をアップしました。PC上で心ゆくまでお楽しみください。

 
 ・「砺波の真宗風土展」(2010年11月13日 ~ 12月19日、砺波市美術館

砺波地方の暮らしの中で浄土真宗の影響は無視できません。本展では庶民の生活文化の視点から、真宗の風土について企画展示します。砺波地方の「講」や真宗の民俗(生活行事)を紹介するほか、砺波地方の講から輩出した妙好人たちの果たした役割について考えます。
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「真宗の説教者たち」(2010年10月15日~12月18日、砺波郷土資料館)
 

「砺波の真宗風土展」に合わせて砺波郷土資料館で開かれた企画展。砺波地方に数多くあった常設説教場や信者の人気を集めた名説教僧、説教の内容などを詳しく紹介し、好評を博しました。来場者が多く、会期が延長されました。発刊された図録は、大変詳細で資料的価値が高いものです。

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・「疎開作家のいた村 太田村の大澤雅休」 (2010年11月6日~14日、砺波市美術館

 

 前衛書道の父といわれる書家、大澤雅休(がきゅう)が第2次大戦末期、疎開していた東砺波郡太田村(現砺波市)に残した作品や手紙などを集め、地域文化に与えた影響などをたどる。

 雅休は明治23年、群馬県生まれ。小学校教員として綴(つづ)り方教育を推進、歌人としても活躍した。書では昭和12年に第1回大日本書道院展で最高賞を受賞。昭和24年に板画家、棟方志功と出会ったのをきっかけに、前衛書をおこした。28年に62歳で亡くなった。

 太田村には20年4月から11月まで、勤務先の東京都渋谷区幡代(はたしろ)国民学校児童を引率して滞在。地区民と交遊を深め、書を教えた。このころの雅休はまだ前衛書に挑んでおらず、今回の展覧会は古典の臨書などが中心となる。地元住民らでつくる実行委員会主催。

 

 会場の様子

 図録() 手紙 手本1 手本2

 

・「砺波平野の散村」(2010年4月22日~5月30日、砺波郷土資料館)

 砺波郷土資料館が20010年春の砺波チューリップフェアに合わせて開催した企画展「砺波平野の散村」の内容を紹介したPDF、PPTファイルです。砺波平野の散村(砺波地方では散居村と呼んでいます)の成り立ちや歴史、現在の課題などが、分かりやすく紹介されています。筆者は同館の学芸員、安カ川恵子さん。プリントしてテキストとしても、ご利用ください。

 

 ・砺波平野の散村(PDF)

 ・砺波平野の散村(パワーポイントファイル)