5.太子伝道
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太子伝道は、戸出から石丸、三郎丸、矢木、大門を
経て井波に至る井波道の俗称です。 『三州地理志稿』
によれば「三里二十町二十四間余」とあります。石丸
から古上野の間は、元庄川の流路であった旧千保川の
堤防を通っています。
7月22日から28日の井波町
瑞泉寺の「太子伝会」の期間は、高岡、戸出方面から
の参拝者の通行が多く、これで俗に「太子伝道」と呼
ばれた道です。
石仏は、この道沿いに点々とあり石丸の第2踏切付
近には、高さ145センチメートル、幅90センチ
メートルの浮彫り立像の聖観音があります。このとな
りには石碑と太子南無仏があります。この聖観音は、
碑文によると「明治23年4月上旬建立、世話人若連
中・石工栄次郎」とあります。石工栄次郎とは、庄川
町金屋の石工森川栄次郎のことです。
それから千代、三郎丸、宮村、矢木、坪内と、石仏
から石仏へと歩くことができます。 昭和38年ごろに
行われたほ場整備事業やそれに伴う道路改修などによ
り、庄下地区の石仏は、景宗教寺や大門の正行寺北側
に集められてあります。
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