庄川峡の桜

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 春、旧庄川町(現砺波市)を歩くと、桜が多いことに驚かされます。特に庄川合口ダム(舟戸ダム)周辺の庄川峡は、桜の名所。水記念公園は、花見客で大変にぎわいます。加賀藩が治水事業として作った堤防、松川除けに植えられた桜並木は、川面を眺めながらの散策に最適。対岸(右岸)の三条山は、京都の嵐山を模して砺波嵐山と呼ばれ、周辺を含め200本あまりのエドヒガンザクラが咲き誇ります。旧庄川町、そして合併後の砺波市の花にも指定されました。
 地元の有志でつくる砺波嵐山保存会がこのエドヒガンザクラの調査や保存を進めており、挿し木や実生から苗木を育て、植栽を行っています。
 
 掲載した桜地図は保存会員で土蔵の会会員の間馬秀夫さんらが作成しました。
 

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