2.散居村と道

地蔵(狐島)
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中世の後半に、散居村が形成され道も整備されて行き
ました。主要地方道砺波小矢部線も散居村を北西に走っ
ている旧道です。出町中神バイパス交差点には、小さな
堂に地蔵が2体入っています。少し石動方向へ行くと
地蔵が点々とあります。陸上自衛隊富山駐屯地から少
し行くと南無太子仏が2体確認することができます。
狐島に入ると、やや大きい堂がありそこにもやはり、
南無太子仏が安置されています。この地方には南無太
子仏が多く展開しています。旧道からややずれる狐島
消防屯所前には安政3年(1856)の銘文のある石仏
があります。
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出町鷹栖往来は国道359号です。この道にも石仏
が多くあります。深江の公民館前には、石川県小松か
ら求められた庚申さまがあります。
砺波工業高校の手
前には、「左安居道」と刻まれた文政元年(1818)
の地蔵があります。 曹洞宗祇園寺には、不動明王が
1体の他、地蔵が4体あります。農協鷹栖支所の南側
には、嘉永年間に造立されたという六地蔵がありま
す。信仰心の厚かった宮大工音頭弥四郎が造像したも
のです。
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青面金剛(深江)
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出町福岡往来は、出町から高波をぬけて福岡に至る
県道砺波福岡線です。この道も散居村の中を走る重要
な旧道の1つです。ここにも石仏があります。高波地
区の中心部にあたる旧小学校の平和塔前には阿弥陀如
来を中央にした六地蔵があります。 このようなパター
ンは石動方面の影響だろうと思われます。西宮森には
この道と平行に走る道がありますが、そこには、不動
明王を中央にした六地蔵があります。この地方には地
蔵が多くありますが、南無太子仏がそれに次いで展開
しているのが特徴です。
出町から杉木、小杉、高波へと至る道も間道ながら
旧道で、石仏も多い。杉木日吉神社の南側には古風な
堂の中に六地蔵と南無太子仏、露座の不動明王があり
ます。
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六地蔵(鷹栖)
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六地蔵(高波)
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