以前、中越鉄道(現・城端線)の初代社長、大矢四郎兵衛のことを調べていて、富山大学経済学部教授の淡路憲治先生の論文「富山県庄川流域における地主層と他産業との関連」(昭和40年)の抜き刷りを、ネット古書店で購入したことがあった。淡路先生は、富山大学に寄贈された鷹栖村関係の文書、鷹栖文庫に関わる研究を続けられた方だ。もちろん、お会いしたことはない。
抜き刷りは、買うには買ったものの“本棚の肥やし”状態が長く続いていたが、最近になって、城端線利用促進の冊子編集のため、引っ張り出して、ちょっとびっくりした。