先日、昭和18年か19年頃の、新町あたりの家の並びを思い出して地図を書いた方が、その地図を持ってきてくれました。
その当時の地図と比較しようと思って、郷土資料館へ「終戦前後の住宅地図ありませんか?」と問い合わせたところ、「住宅地図が出来たのは昭和30年代なのでそれ以前のものはありません」との事。
そこで、「これこれこういうことで新町あたりの地図なんですけど」とおはなししたところ、資料館の方が「ぜひ見せてほしい」との事でした。そのころの地図って貴重なのかも。資料館の方からは「曳山会館はこういった資料収集の施設として、郷土資料館を補完する機能を持ってほしいですね」といわれました、ガンバルぞ!。今も時々古い資料を持ってきて下さる方がいてありがたいのですが、わたくしその価値がよくわかりません。結局、資料館へ持ち込むことになると思いますので、資料館の方宜しくお願いします。
地図を見ると、検番といって芸者さんの稽古場があったり、人力車屋さんがあったりと、けっこうおもしろいのです。料をまるで囲ってあるのは料亭だそうです。(tonarino-oyaji)